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家庭裁判所において離婚調停を行うとなると何となく費用がかかるような気がします。

費用が発生する場合は、離婚調停を申し立て(受付)する時と、

調停が成立して終了するときに、調停調書というものが発行されるのですが、

その費用がかかるのみです。

調停の始まりと終わりに費用は発生します。

実際に私が離婚調停の時にかかった費用をこちらにまとめておきます。

離婚調停の申し立て時にかかった費用

切手代については、各家庭裁判所によって違うようです。

事前に電話等で何円切手が何枚必要か確認することをお勧めします。

金額 提出先 購入場所
収入印紙 1200円 家庭裁判所 市役所購買
戸籍謄本 450円 家庭裁判所 市役所
切手 100円×1
82円×5
20円×2
10円×5
家庭裁判所 市役所購買

合計2,250円  でした。

戸籍謄本は、"全部事項証明書" のものを提出してくださいと指示されました。

離婚調停の申し立て時には、戸籍謄本は、1通しか必要ありませんでしたが、

後で、使用することがあるかもしれないと思い、3通取得しました。
(何度も取りに来るのは面倒なので)
※金額は1通分しか加算していません。

調停が終了したときには、全部使用したので複数取っておいて良かったです。

離婚調停成立時にかかった費用

めでたく離婚調停が成立すると、市役所提出用に調停調書(謄本)というものが必ず発行されます。

これは、離婚が成立したという証明書になるもので、主に市役所へ提出する書類になります。

この費用が、収入印紙代として300円請求されました。
調停調書の枚数によって、手数料は変わるようです。

この調停調書の謄本には、離婚するということ、親権者が誰になったのかの記載のみです。

養育費がいくらとか面会についての記載があるものは、調停調書(正本)と呼ばれるようです。

私は保管用として手元に決まった内容について記載されている書類(正本)が欲しかったので、
調停調書(正本)の交付を申請しました。

これは自動的に相手方にも送付されます。

その費用が送付代の切手代として1,072円でした。
※正本そのものの手数料については不要のようです。
 ただし、離婚成立後、時間が経過して申請する場合は、手数料が必要と
 書記官より説明を受けました。

金額 提出先 購入場所
収入印紙 300円 家庭裁判所 郵便局
切手 1,072円 家庭裁判所 郵便局

※収入印紙、切手の購入場所は購入できればどこでも良いです。

離婚調停成立時の費用は、合計1,372円  でした。

離婚申し立て時に用意した切手代は、家庭裁判所があらかじめ予測した切手を請求しているようで、

成立後に未使用の切手については、返してくれました。

細かい切手が何枚かありましたね。100円分くらいだったと思います。

離婚調停成立後にかかった費用

調停の成立後に色々な手続きがありますが、

その費用についても記録しておきます。

離婚調停成立後に私が行った手続きは以下です。

  • 戸籍の変更届(私の戸籍を元夫の戸籍から抜きます)
  •   【必要書類】戸籍謄本(全部事項証明書)、家庭裁判所からもらった調停調書

  • 離婚の際に称していた氏を称する届け
  •   【必要書類】特になし

  • 子の氏の変更許可審判申立書(子供の戸籍を母に移すための申請を家裁で行う)
  •   【必要書類】戸籍謄本(母の新戸籍)、戸籍謄本(全部事項証明書)、収入印紙800×子供の人数、92円切手

  • 入籍届け(子供の戸籍を元夫から母である私の戸籍に移動する)
  •   【必要書類】戸籍謄本(子供分)

  • 児童扶養手当受給の手続き
  •   【必要書類】戸籍謄本(子供分、母の分それぞれ1通ずつ)、住民票の写し((続柄・本籍が記載されているもの)、所得課税証明書
       ※入籍届けを行った日に児童扶養手当の手続きを行ったため、子供と母のそれぞれの戸籍謄本が必要でした

  • ひとり親医療費助成の手続き
  •   【必要書類】母と子供の健康保険証

    ※各手続きは、自治体によっても必要な書類、手続き方法等が異なるかと思いますので
     詳細は最寄りの自治体に確認することをお勧めします。

    私の場合は、離婚後も離婚前と同じ苗字を名乗るので、

    「離婚の際に称していた氏を称する届け」を市役所の戸籍係りに調停調書と一緒に提出しました。

    その際、戸籍謄本が必要になります。

    金額 提出先 購入場所
    戸籍謄本(全部事項証明書) 450円×2通 新戸籍を置く市役所 離婚前の市役所
    戸籍謄本(母の新戸籍) 450円×2通 家庭裁判所
    新戸籍の市役所
    離婚後の市役所
    収入印紙 800円×3人(子供の人数) 家庭裁判所 市役所購買又は郵便局
    切手 92円 家庭裁判所 市役所購買又は郵便局
    住民票 300円 市役所 離婚後の市役所
    所得課税証明書 300円 市役所 離婚前の市役所

    離婚調停成立後、色々な手続きにかかった費用は、合計4,892円  でした。

    なので、調停申請から成立後までの合計は、

    2,250円 +  1,372円 + 4,892円 = 8,514円

    こう見ると、お金は1万円未満で収まりましたが、

    離婚の話を切り出してから8ヶ月というかなりの時間を費やしたので、
    その時間と労力をお金に換算すると大きな額となると思います。

    しかし、無事に調停が終わって良かったです。